生田斗真さんが主演する、トランスジェンダーの女性と関わる人たちの関係を描いた作品。今週土曜から公開されます。
気になっていたら、ベルリン国際映画祭でテディ審査員特別賞を貰いました!!
生田斗真さん、この役柄をやるに苦心されたようです。
私が若い頃は(1990年代)新宿2丁目などに連れて行って貰ったりしていて、基本的に偏見はない方だと思うのですが、荻上監督は日本ではまだ拓けていないということで、この作品を通して、偏見を少しでも取り除けたらと思っていらっしゃるようです。
思えば若かりし頃ゲイバーに行った時、ママがとてもかっこ良かったのでノンケでないなんてもったいないってことを言ったと思います。
彼女たちにとっては、私が褒めたつもりの言葉は褒め言葉になる訳もなく、
「あら、あんたにそんなこと言われてもオ〇ン〇たたないわよ!」
と言われましたっけ・・・。あの時は嫌われたかしら?私、失礼だった??って思ってました。ゲイバーでは静かに過ごすものなんだなと思いました。(若い女性はどこいってもチヤホヤされると勘違いしていてはダメなんですね)
特段、女性は入店禁止ではなく、連れて行ってくれた人もノンケだったけど、入れるお店だったからそれ以上の塩対応ではなかったのですが、一緒に行った男性の一人が、ゲイに好かれる人で(彼はゲイではなかったけど)まぁ、私に対する態度と露骨に違うのには笑いましたっけ。(その時態度で、ここはそう言う店なのよと教えてくれていたんですね)
私なんかの様な女性はお金を払うことくらいしか用がない訳で、若かろうがそこにいても意味がないようなものなんでしょう。まぁ、それに気が付くのは大分年齢が経ってからな訳ですが・・・。ビル内はレズバーも入っていたりする訳ですが、女性に興味がないので、需要としてはそちらなんでしょうが、入る気にはなりませんでした。
話がズレましたが、この映画は家族の在り方、愛情の在り方、そんなものを描いた作品。見てみたいです。
子供に対してのネグレクトも描かれています。そして実の母親の冷たさと対象的な、生田さんの母性溢れるリンコ役を見たみたいです。
(残念ながら、私の家の近所の映画館ではこの手の映画しないんですよー)
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