中学生の次男が社会科見学に行った。
見学のひとつが裁判所で班ごとの裁判の傍聴だった。
実際の法廷に行くなんてこともなかなかない。
しかもきちんと裁判は開かれている。
それを中学生に見せてくれるなんて、裁判所も連れて行った先生もすごいなと感じた。
確か長男は公立の中学だったからか地元商店街に行ったんだったか。
それも勉強になるし、帰宅して色々と話してくれて学んだものも多かったのだなと思ったが、裁判の話は私も実際にみたこともないので聞いていて面白かった。
裁判内容は勿論教師も知らない様子で、行く前には
刑務所に入りたいから消しゴム沢山盗んだなどの裁判だったりする
というケースを話したらしい。
しかし、実際に息子が見学した裁判内容は、
家庭でのDV。
70代の父親が酒を飲んで妻と娘に暴行を働いた。
当人たちにとって深刻な問題。
誰も自分の肉親を訴えたいとは思わないだろう。
日常的に繰り返され耐えられなくなって刑事事件になったのだろうと想像できた。
息子の感想は、
裁判長が一番おとなしそうだった
だった。
ちょっと笑った。
弁護側も、検察側も主張しなくてはならない。
おとなしく聞くだけではないからそりゃそうだろう。
実際の被告は普通のおじいちゃん
だったわけで、家族もそれがなければ平穏に過ごしていたのだろうになと思った。
息子は他の班の事件も、傍聴した友人から聞いた。
なかなかインパクトがある事件を傍聴したものだとこちらも感心。
それはまた次回に。
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