先日行った美容室で聞いた話。
ＴＤＬのチケットが当たったから痩せた。
全く繋がらなくて、ドウイウコト？と聞いた。
神が舞い降りた瞬間っーもんがあるんだよ
という。
なんでもお客さんに三桁の体重だった女の子がいるそうで、
ある日チケットが当たったのだが母親に
お前、彼氏もいないし一緒に行ってくれる人もいないんだから誰か知り合いに(チケット)やりな
と言われたそうだ。
彼女はこれまでプレミアムチケットなども一緒にいこうと声をかけて断られるということを繰り返したらしい。
ダメもとで男友達に連絡をした。すると
いいよ
と言ってくれたそうだ。
あと二週間しかなかったが、
こんなに太っている自分と一緒に行ってくれる人に悪いからせめて少しでも痩せられればと、
夜食べない様にして過ごしたそうだ。
体重計に乗ると二週間で2㎏痩せた。
なんだ体重って減るんだ。
それではひと月やってみようと、ひと月やると10㎏落ちた。
自分ではその数字をみて凄いと思っていたが、周囲は誰も気がついてくれない。
その日美容室に行っていた彼女。
美容師さんは、彼女が帰ったあとに
シャンプー台で寝ていたときにお腹の辺りが出ていなかった
と助手に聞いたそうだ。
その晩、彼女が泣きながら電話をかけてきた。
つらい。頑張って痩せたのに誰も気が付いてくれない。
すると美容師さんは
何いってるの。
今日来たときお腹の辺りがスッキリしてずいぶん痩せたと思ったのよ。
あんた、かわいい顔してるんだから痩せたら絶対彼氏も出来るから頑張りなよ。
そういったそうだ。
気がついてくれてたんだ❗
と感動する彼女。
(実際は三桁のうちの10㎏というのは周囲は気がつかない程度であるらしい)
それから随分と痩せ、再び美容室に訪れた。
助手美容師に
シャツの裾、中にいれた方がスッキリするよ
と言われ
入れながら、自分の体重を告白したそうだ。
人って痩せると自分の以前の体重言うんだね
と私の髪を切りながら続ける。
もともと身長が高いので35㎏痩せたこの時点でかなりスリムになっていたそうだが、更にあと5㎏落としたいと思っていたそうだ。
美容師さんは
そうか。それじゃあと5㎏体重落としたらうまい肉(赤みの肉は太らないとの談)食べに連れてってやるから、頑張りなよ
といったそうだ。(美容師さんは豪快な女性である)
さて、それから更にダイエットに励んで遂に40㎏減量に成功したと言う。
きっかけはチケットが当たったことから。
神が舞い降りるというのは確かにあるんだろうな。
何事にも言えるけど、簡単なことでない時、自分の努力と、サポータが―必要だ。
それでもくじけて言い訳をしてしまう時は、目的達成に向けてお金をかけるのもひとつに手だと思う。
追い込まれれば人はやらないとならないという気持ちになるから。
痛みを伴わないと努力もしないもの。
普通の精神力だとそうだと思う。
自分に甘くしていたらダメだと気がついたら行動するしか変わることはないだろうな、そんな風に話を聞いていて思った。
そしてまだ続く話があるのだけど、それはまたの機会に。
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